新しいバイクエクササイズ

最近日本に導入された「集団バイクエクササイズ」とも言えるエクササイズでは、トレーニングジムはクラブに変身します。暗い照明の元でミラーボールが回り、並んだバイクの前にはインストラクター。アメリカのヒットチャートを賑わす曲などが大音量で流され、参加者はバイクをこぎ続けます。

こぎ続ける間に、ギアを変えてペダルが重くなったり、立ちこぎをしたり、ダンベルを持ったり上半身を動かしたりなど、さまざまな動きが加えられます。大量に汗をかくため、途中で行う水分補給の間も、足はペダルをこいだままです。30分ほどのエクササイズで400~800キロカロリーも消費するため、ダイエットやメタボリックシンドロームの予防に大いに効果があるとされています。

フィットネスクラブ

「暗闇バイクエクササイズ」とも呼ばれるこの集団バイクエクササイズでは、大勢で時間と場所を共有し、一体感を味わえる一方、暗い部屋なので他の人の目を気にせずに運動を行うことができます。

音楽などを楽しみながら効率の良い運動ができることも、運動する習慣がない人でも続けやすい理由となっています

ニューヨークのマンハッタンでは、朝の早い時間にバイクエクササイズを行い、ひと汗流してから出勤するというビジネスマンが増えています。日本でも、新しい「朝活」の過ごし方のひとつとしてこれからもますます注目されていきそうです。

バイクエクササイズ

フィットネスクラブの施設のうち、トレーニングジムは文字通り体(筋肉)を鍛えるための機器を備えた施設で、トレーナーの指導を受けながら利用者それぞれがトレーニングを行っています。筋肉のありようは人によって異なりますし、それぞれの人が目指す状態も異なるため、ここでは集団のプログラムというよりは個人レッスンのような形でトレーニングが行われています

そんな中で、最近特に注目を集めているエクササイズが「バイクエクササイズ」です。フィットネスクラブで用いられるバイクは、ジムの床に固定された、自転車を「こぐ」運動ができるようになっています。バイクを使ったトレーニングは、利用者それぞれが心拍数などをモニターしながら自転車をこぐ運動を行うものでした。エアロビクス同様の有酸素運動であるエアロバイクは一時流行し、家庭でもトレーニングができる機器も販売されています。

ところで、最近では集団で行うバイクエクササイズが大きな注目を集めています。ニューヨークで行われていたものが2012年ごろに日本にも導入されたものですが、30~45分間のエクササイズのダイエット効果が著しいとして話題になりました。大勢で行うこと以外にも特徴の多いこのエクササイズについて、以下でご紹介します。

フィットネスクラブとは

みなさんは、フィットネスクラブというとどのようなイメージをお持ちでしょうか。エアロビクスやダンスなど、大勢で何らかのスポーツをするところ、というイメージがあるかもしれませんが、フィットネスクラブは英語の「健康である、調子がいい」という意味の「フィット」な状態を目指すための場所です。そのため、フィットネスクラブでは特定の名前の付いたスポーツだけではなく、健康な体を作り、また維持するためのさまざまなプログラムが用意されています。

運動をする女性

日本でフィットネスクラブ(スポーツクラブ)が作られるようになったのは1970年代です。1980年代にはバブル経済の影響もあり、余暇の過ごし方の一環としてフィットネスクラブに通うことが流行し、数が増えましたが、バブル後には組織の再編が行われました。その後、メタボリックシンドロームの概念が提唱されるなどして健康ブームが起こり、より多くの人たちが健康に興味を持つようになったことに伴い、フィットネスクラブはスポーツを経験するだけではなく、健康のために通う場所へと変わってきています

施設としてのフィットネスクラブは、室内プール、トレーニングジム、スタジオの3つが基本的な施設となっています。体を動かして活動するため、シャワールームも備えられていますが、場所によってはスパやサウナを併設していたり、エステやマッサージなどを受けることができたりと、スポーツに限らず心身の調子を整え、心地よい時間を過ごすための施設が充実しています。